マグログ

タイトルと内容は大きく異なります。

マグログ。タイトルと本文の内容は大きく異なります。

視覚は、人間の認識の80%

 

人間は、情報を得るために、視覚を80%使っているらしい。

引用:人は環境からの情報の 90% を視覚的に得ている-人力検索はてな

 

なんかいろいろ説はあるらしいが、視覚が人の知覚の大部分を担っているのは間違いなさそうだ。そういえば、昔、こんな感じのベストセラーがあった。多分、今の高校生や中学生は知らないだろう。

人は見た目が9割 (新潮新書)

人は見た目が9割 (新潮新書)

 

 9年前だから、まだ私が小学生の時に流行った本だ。私でさえ、内容は曖昧だ。確か、人は会って3秒でその人を判断するから、常に身だしなみを整えておきなさいよって話だった気がする。間違ってたら、許してください。

私は、新書でベストセラーになるのは、一つの条件があると思う。それは、大人の心のなかでは思っているが、ハッキリと言葉になってない理論を提唱するものだ。この「人は見た目が九割」という本も、すごく心当たりのある話だから流行ったのだと思う。「それそれ!」っていう共感が話題になり、ベストセラーにまでなった。

 

話はてんやわんやだが、

つまり、人は視覚で多くを認識しているっていうのは、真実で間違いないと思う。

 

この視覚からの情報で、最も分かりやすい例は「写真と動画」だ。

20世紀以降、この写真と動画の精度が上がったことが、私たちの世界を大きく変えている。

 

情報格差の消失

一つは、情報の格差が無くなったこと。

昔の大航海時代コロンブスは、アメリカ大陸を発見した。でも、コロンブスはアメリカ大陸を見つけましたと王様に進言しても信じてもらえなかっただろう。当時は、現地に行ったものだけが、その世界を体験できた。体験できたものと出来なかったものの溝は深い。

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出典:フリー写真素材 :: Free.Stocker【無料・商用可・著作権表示不要】

写真や動画が発達した現代は、どうだろうか。私たちは実際に見に行ったこともない世界を当たり前のものとして受け入れている。例えば、私は以前カンボジアにあるアンコールワットに行ったことがある。はじめて見るアンコールワットに対し思ったことは、「写真と一緒だ!」でした。確かに興奮したが、初めてみる建物に対し、このような感想しか抱けなかったのは少し寂しい。

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これは、当時アンコールワットにいった時の写真

近年は、「世界に行ってQ」など、世界の風景を映像を流す番組が非常に増えてます。テレビや本によって通じた情報は、脳のなかにストックされ、いつしか行ったことのない場所も経験としてストックされています。これを、拡張された世界(Ampliated World)と呼ばれ、この流れは確実に進んでいます。

 

新しい視点の登場

二つ目に、新しい視点(New view)が出来たということです。

マクロにおいては、宇宙からの視点があります。衛星写真をリアルタイムで受け取り発信しています。先日の台風19号、すごかったですよね。その台風の写真も、即座に報道で使われ、台風の規模感、脅威性を示すのに非常に役に立ちました。

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 出典:最強クラスの台風19号は伊勢湾台風並なのか? NASAの宇宙飛行士が「見たことない」と絶句した衛星画像 | BUSHOO!JAPAN(武将ジャパン)

 

ミクロにおいても同様です。微生物の写真を撮るのは当たり前であり、今現在ではDNAを撮影できる様になるなど、ナノスケールで認識できるようになりました。

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 出典:これがナノの世界か...DNAの二重らせんまでくっきり見える電子顕微鏡で撮影された写真 : ギズモード・ジャパン

 

1900年当時は、不可能とされていた技術が、たった100年ほどで実現するに至りました。今、私たちが100年先を想像しても、それすら超える未来が待っているような気がします。そのくらい、技術進歩のスピードが上がっています。

 

仮想現実の可能性と脅威

最後に、未来の話として、今後3年で間違いなく主流になる技術を紹介します。

 

仮想現実(Vertial Reality)です。その中のヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)が、全ての主流になっていくと思われます。

HDMで、今一番有名なのが、Oculus Liftです。この会社は、先日FaceBookに買収されました。ハード面は、整ってきていますが、ソフト面においてまだまだ充実していないため、これから実用化される段階です。

どのくらい可能性があるかは、下の動画を見て頂ければ分かります。ジェットコースターに乗っている人の背中を押すとどうなるのでしょうか?

 


Шутник и Oculus Rift \ Oculus Rift Prank - YouTube

リアクション、すごいですよね。そのくらい、現実感があるってことなんです。いま、徐々にこの技術が席巻しつつあります。このHDMの製作に日本の大手企業が参入し、ソフト開発もどんどん進んでいます。

この技術は、あらゆる業界のゲームチェンジャー(ある業界が潰れたり、栄えるなど大きな変化を生むこと)になり得ます。想像ですが、いくつか挙げていきます。

 

旅行業界・・・家でホンモノに近い体験ができるHDMは、旅行をする必要がなくなる。世界に旅行するのも、パソコンでダウンロードしたデータで行われる。

コミュニケーション・・・別のコミュニケーションが生まれる。自分にそっくりなアバター(ネット上の自分)が、アバターを通じて友人とコミュニケーションをする。将来的には、本社という概念はなくなり、ネット上で多くの人が働くことになる。

スポーツゲーム・・・オンライン上で、友人とテニスやゴルフ、サッカーが出来てしまうかもしれない。それも、コントローラーではなく、実際に体を動かしてだ。

医療・・・手術場に人はいなくなるかもしれない。患者の周りには、精密に動くロボットが置いてあり、優秀な医者は、オンライン上で手術をする。優秀な医者は、プロフェッショナルとして大門未知子のように、フリーランスで働くだろう。

 

さっき、拡張された世界と紹介したが、この概念が更に広がる。現実と仮想現実の区別ができなくなるかもしれない。今、私がいる世界はどっちなんだ?現実と夢の境が分からなくなり、ヒトはヒトでなくなる。

 

いや、もしかしたら今の社会もそうかもしれない。暇があったら、スマホを見て、その視線は既に、現実ではなく仮想現実に向いている。スマホから、クラウドにどんどん情報は蓄積され、人間の人間らしさはスマホと同質化している。

 

技術の発展は、私たちに様々なメリットを与えてくれている。そして、私たちはその技術を当たり前のように受け入れ、無いと生活が出来ないレベルに来ている。

 

昔のギリシャの哲学者ではないが、「人間とはなにか」「私が私であるためには」という根本的な問いかけを改めて考える自問自答する必要があるかもしれない。

 

参考


WIRED.jp

 

追記:ちょっと語末に統一感がありませんでした。読みにくくて、すみません。

 

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